技術・サポート情報
技術情報
ガスケットご利用の際
電気的適合性のためのめっき処理
金属を互いに接触させた時に生ずる電食(ガルバーニ電気作用)をさけるため、 下記の電食の誘発難易グループを参照してください。
それぞれのグループには、隣接したグループにまたがっているものがあります。 該当グループ内での使用に加えて、隣接したグループとの相性も比較的良いと言えます。 例えば、ベリリウム銅はグループ3にあるので、グループ2、グループ4との組み合わせも可能です。
注)一般的な環境での適応となります。侵食作用は非常に複雑な要素で進行しますので、ここにて詳細に記述することはできません。詳細につきましては、お問い合わせ下さい。
アノード | |||
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グループ1 | グループ2 | グループ3 | グループ4 |
・マグネシウム ・マグネシウム合金 ・アルミニウム ・アルミニウム合金 ・亜鉛・亜鉛メッキ ・クロムメッキ |
・アルミニウム ・アルミニウム合金 ・亜鉛・亜鉛メッキ ・クロムメッキ ・カドミウムメッキ ・炭素鋼 ・鉄 ・ニッケル・ニッケルメッキ ・スズ・スズメッキ ・スズ/鉛はんだ |
・カドミウムメッキ ・炭素鋼 ・鉄 ・ニッケル・ニッケルメッキ ・スズ・スズメッキ ・スズ/鉛はんだ ・鉛 ・真鍮 ・ステンレス鋼 ・ベリリウム銅 ・銅・銅合金 ・ニッケル/銅合金 |
・真鍮 ・ステンレス鋼 ・ベリリウム銅 ・銅・銅合金 ・ニッケル/銅合金 ・モネル ・銀 ・黒鉛 ・ロジウム ・チタン ・プラチナ ・金 |
カソード |